法人概要

インビジブルについて

インビジブルは「invisible to visible(見えないものを可視化する)」をコンセプトに活動に取り組むNPO法人です。

アート、文化、クリエイティブの力を用いて、地域再生、都市開発、教育などさまざま領域におけるプロジェクトの企画運営や、アーティストの活動支援、アートプロジェクトの支援や運営人材の育成、それに伴うプロトタイプの研究に取組んでいます。

私たちは、「アート」は、さまざまな物事を紡ぎ合わせることで私たちの想像力を拡張させ、新たな視点で物事を考える機会を生む出すものと考えています。そして、その拓かれた想像力と新たな価値観との出会いの中から、現代社会や企業、コミュニティが抱える課題解決の糸口を探っていきます。

インビジブルは、人とアートや人と人とが出会う機会をつくる「クリエイティブプレイス」としての役割を担いながら、今の時代に合ったカタチで、アートを日常の中に取り入れ、様々な人とともに豊かな社会を作り上げる挑戦を続けていきます。

見えないものを可視化する

私たちインビジブルは、アートを触媒にしたプロジェクトを展開し、見えないものを可視化し続けることで、社会を動かす小さな変化を生み出していきます。

大切にしていること 
私たちが大切にしたいこと、大切にしなければならないこと。インビジブルがプロジェクトを開発する上での判断基準となる3つの行動指針です。

1.日常にこそアートがある 

本来、創造性・想像力は誰もが持っているとても平等な能力です。だからこそ、アートがより日常生活の一部となるような活動をすることを大切にしています。

2.アートを触媒に物事を計画する姿勢 

社会における様々な課題を、既存の考え方への問いや固定観念を見直すきっかけとしてアートを触媒にした企画や活動を計画することが重要だと考えます。

3.違いや個性の尊重とコミュニティ・エンゲージメント 

私たちは、異なる資質・経験・能力をかけ合わせ、プロジェクトを開発するために、多様な関わり方、コミュニティエンゲージネメントの考え方や手法を取り入れコミュニケーションを設計しプロジェクトを展開していきます。

法人概要

法人名  
NPO法人インビジブル

住所    
東京本社|104-0061 東京都中央区銀座1-22-11 銀座大竹ビジデンス2階
福島支社|979-1308 福島県双葉郡大熊町下野上清水230 大熊インキュベーションセンター

電話番号  
050-3710-8483

設立日   
2015年7月8日

事業内容  
・都市や地域が持つ可能性や顕在化されていない課題発見のためのラボ事業
・企業や行政と共にアートを触媒に課題解決を目指すパートナーシップ事業
・年齢や国籍を問わず、個々人の創造性を向上させるための教育事業
・その他目的を達成するために必要な事業

メンバー

  • 山本曉甫

    理事長

    東京都生まれ。立命館アジア太平洋大学在学中よりNPO法人BEPPU PROJECTに携わり、公共空間や商業施設などでアートプロジェクトの企画運営を担当。2015年にNPO法人インビジブルを設立。女子美術大学非常勤講師(東京、2016〜2022)

  • 菊池宏子

    理事/アーティスト

    東京都生まれ。ボストン大学芸術学部彫刻科卒業、米国タフツ大学大学院博士前期課程修了。米国在住20年を経て、2011年、東日本大震災を機に東京に戻り現在に至る。MITリストビジュアルアーツセンター、ボストン美術館、あいちトリエンナーレ2013、森美術館などでコミュニティ・エンゲージメント戦略・開発に従事。また、「リライトプロジェクト」(東京、2015〜2017年)、「天昌堂プロジェクト」(新潟、2016年〜 )、「苦瓜推進協議会:The National Bitter Melon Council 」(アメリカ、2004年〜)、「寶藏巖農園肖像画計画」(台湾、2003~2004年)など、アート・文化の役割・機能を生かしたコミュニティ開発、地域再生事業に多数携わる。その他武蔵野美術大学、立教大学兼任講師なども務めている。

  • 赤司展子

    理事

    東日本大震災・原発事故からの再興に取り組む福島県双葉郡の教育復興プロジェクトに携わったことをきっかけに、教育のあり方や、好奇心や想像力への関心を高める。一人一人が違いを認め合いそれぞれの創造性を発揮できる社会を目指し、教育の多様化を進めるためWe-Steinsを設立。早稲田大学商学部卒業後、総合商社、インテリア企画販売会社勤務を経てPwC Japanにて事業再生や新規事業開発に従事し、幅広い分野での事業企画やプロジェクト推進の経験を持つ。ウィーシュタインズ株式会社代表取締役。横浜学校支援ネットワーク理事。福島県富岡町学校支援コーディネーター。

  • 大高健志

    理事

    早稲田大学政治経済学部卒業後、’07年外資系コンサルティングファーム入社。戦略コンサルタントとして、事業戦略立案・新規事業立ち上げ等のプロジェクトに従事。その後、東京藝術大学大学院に進学。制作に携わる中で、 クリエイティブと資金とのより良い関係性の構築の必要性を感じ、’11年にクラウドファンディングプラットフォーム『MOTION GALLERY』設立。以降、50億円を超えるファンディングをサポート。2015年度グッドデザイン賞「グッドデザイン・ベスト100」 受賞。MOTION GALLERY代表/さいたま国際芸術祭2020キュレーター/映画プロデューサー

  • 曽志崎寛人

    監事

    埼玉県出身。慶應義塾大学商学部卒業。商社勤務を経て、アクセンチュア株式会社へ入社。
    シンガポール、フィリピンなど国内大手企業の海外支社向けに、ITシステムの導入はじめ、各種プロジェクトに従事。2018年に合同会社Submarineを設立。「対話と向き合い、未来を作る」音声コンテンツ制作プロダクション PROPO.FM を運営中。形のないモノを媒介に、人と人とが想像力を働かせ、関係性を築いていく。目に見えない「声」の持つ可能性を探求すべく、音声を通じたマーケティングに向き合う。

  • 日向志帆

    社会教育士

    2001年生まれ。山形県山形市出身。東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科卒。

    大学時代に東日本大震災以降の教育プログラムに関心を持ち、宮城県気仙沼市など東北太平洋沿岸部へ足を運ぶ中で、福島県富岡町の「PinSプロジェクト」を通じて、町内のこどもたちと出会う。

    福島の現状や人々の生き方に触れる中で、人々の生き方や町の今に触れる中で、自らも歩みを重ねるように成長したいと感じるようになり、2024年から富岡町で暮らしはじめ、大学卒業後に入社。

  • 新井優希

    フリーバックオフィサー

    1993年、埼玉県生まれ。京都造形芸術大学アートプロデュース学科にて、アートプロジェクトや展覧会運営、アーティストのマネジメントを学ぶ。卒業後、「アッセンブリッジナゴヤ2017」のアートアシスタントとして1年間勤務。アートプロジェクトの制作運営に奔走する日々を送る。その後、鳥取のゲストハウス「たみ」にて、カフェ・宿のマネージャー/バックオフィサーとして、4年間勤務。訪れては去っていく旅人の時間に寄り添い、周辺に住むゆかいな人たちと共に、人と自分に向き合ったりしながら暮らした。

    2022年に北海道に拠点を移し、フリーランスのバックオフィサー(経理・労務)として独立。現在は主に文化芸術業や宿泊/飲食業での現場経験を活かし、それらに携わる中小規模法人・団体のバックオフィス業務を受託。