inVisible to Visible

問いを生き、身体で考える。

未来はしなやかな実験の先にある。

インビジブルは、福島と東京という――東日本大震災と原発事故による複合災害を経験した地域と、その出来事を語る上で避けては通れない日本の中心――を行き来しながら、アートと創造性の力で見落とされた問いや感覚に光をあて、しなやかな社会・制度・コミュニティの可能性を模索するためのプロジェクトに取組むNPO法人です。

なぜ福島なのか──。

それはこの地がレジリエンスの力を必要とし、「復興=元に戻すこと」を越えていくためには、前例のない取り組みに挑戦し続ける必要がある場所だからです。そして、この地での挑戦と課題を国内外に発信していくことは、後世に重要な学びを残していくことになると考えています。

私たちが取り組むプロジェクトは、単に作品を完成させることのみを目的としたものではありません。作品制作のプロセスの中で、日々の営みを新たな視点で捉え直し、考え、試し、学び、異なる他者の声に耳を傾けることで、変化と共に思考し続けることで、より良い未来をつくりだすことを目的としています。

複雑で答えのない時代だからこそ、地域や世代を横断しながら交差する視点や感覚をひらき、社会の輪郭を模索すること。また、間違えたときにはそれを訂正し更新し続ける姿勢を大切にしていきたい。私たちは、他者との関係のなかでこそ立ち上がる気づきを頼りに、対話と共創を重ねながら、まだ見ぬ社会のかたちを探り続けていきます。

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